インドネシア語の【yang】誰でも完全に理解が出来る【5つの使い方】

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蛇かるた
蛇かるた

インドネシア語を勉強していると『yang』っていう単語が良く出て来るけど…どういう意味なの?いまいち意味が理解できない…あしね先生教えて~!!

あしね先生
あしね先生

お~かるた!『yang』のことを聞いてくるなんてお前も成長したもんだな~!!先生は嬉しいぞ~!はっは~!

蛇かるた
蛇かるた

そんなことより先生早く『yang』について教えてよ~!頭がモヤモヤして夜も眠れないんだから~。

あしね先生
あしね先生

おぉそんなに悩んでいたのかぁ…よ~し!わかった!今日は『yang』について徹底的にみっちり教えてやるからな~!!気合い入れて先生についてこいよ~!!!!

蛇かるた
蛇かるた

は~い!お願いします!

本日のラインナップ

・インドネシア語の『yang』とは
・インドネシア語の『yang』5つの使い方
・インドネシア語の『yang』まとめ

こちらの内容を詳しく記事にしています。

インドネシア語の『yang』とは

インドネシア語 yang

インドネシア語の『yang』は関係代名詞になります。

関係代名詞とは…

形容詞節を作る文法のこと
蛇かるた
蛇かるた

え…どゆこと?

日本語には無い文法表現なので、英語を勉強したことがない人は

はてな女性サラリーマン
インドネシア語初心者女性サラリーマン

関係代名詞って何?

ってなると思います…

なので関係代名詞の説明について、詳しく書いている記事は無いかなぁ…

と探していたら、、、ありました!

とてもわかり易い記事を見つけましたので関係代名詞の説明記事こちらをご覧ください。

こちらの記事で関係代名詞のことを理解しておくことで、この先の理解がさらに深まることは間違いありませんので、一読しておくことをオススメします。

それではインドネシア語の『yang』を攻略しましょう。

インドネシア語の『yang』5つの使い方

インドネシア語 yang

それではインドネシア語の『yang』の使い方についてです。

こちらでは

①『名詞』+『yang』+『形容詞』
②『名詞』+『yang』+『複数の形容詞』
③『名詞』+『yang』+『副詞/否定詞』+『形容詞』
④先行詞が目的語の場合
⑤選択の疑問詞の一部として

これら5つのパターンを紹介します。

『名詞』+『yang』+『形容詞』

インドネシア語の『yang』の使い方で1つ目のパターンです。

①『名詞』+『yang』+『形容詞』
②『名詞』+『形容詞』

①の文は『yang』が無いの②の文よりも

『形容詞』をより強調した表現

になります。

『yang』があっても無くても意味は同じですが、『yang』がある方がより後ろにある形容詞を強調すると考えます。

 

それでは例文です

【例文①】
①Saya pesan kopi yang panas.

②Saya pesan kopi panas.
(私はホットコーヒーを頼みました)
※①の方がより熱いという表現
【例文②】
①Saya mau tempat tidur yang lembut.

②Saya mau tempat tidur lembut.
(私は柔らかいベッドが欲しい)
※①の方がより柔らかいベッドという表現
【単語の意味】
saya:私
pesan:注文する、伝言、メッセージ
kopi:コーヒー
panas:暑い、熱い
mau:欲しい、~したい
tempat tidur:ベッド(「tempat:場所」+「tidur:寝る」)
lembut:柔らかい

『名詞』+『yang』+『複数の形容詞』

インドネシア語の『yang』の使い方で2つ目のパターンです。

複数の形容詞を用いる場合は

名詞とそれらの形容詞の間に必ず『yang』を用います
(『名詞』+『yang』+『形容詞』)

そして最後と最後から2つ目の形容詞の間に『dan』を使い、それ以前の形容詞は『コンマ』でつなぎます。

蛇かるた
蛇かるた

う~ん…結局どういうこと?

あしね先生
あしね先生

ここは先生が説明しよう!
yang』『,(コンマ)』『dan』の位置は決まっているということだ!
(『名詞』+『yang』+『形容詞』+『,』+『形容詞』+『dan』+『形容詞』)
この様に並び順は決まっていて、形容詞が増える場合は,(コンマ)で区切って増やす感じになるぞ~!

蛇かるた
蛇かるた

あ~そういうことかー!!

それでは例文です

【例文①】
Dia yang kurus,tinggi dan ganteng.

(彼は細くて背が高くてハンサムです)
【例文②】
Jam tangan yang mahal,indah dan ringan itu.

(その高価で美しくて軽い腕時計)
【単語の意味】
dia:彼、彼女
kurus:細い、痩せた
tinggi:高い
dan:~と
ganteng:ハンサムな
jam tangan:腕時計(「jam:時、時間」+「tangan:手」)
mahal:高価な
indah:美しい
ringan:軽い
itu:それ

この様に『yang』と『dan』の位置は法則で決まっていますので、あとは形容詞をたくさん覚えれば良いだけです。

会話でも出てくる表現なので覚えておきましょう。

『名詞』+『yang』+『副詞/否定詞』+『形容詞』

インドネシア語の『yang』の使い方で3つ目のパターンです。

『yang』以下に副詞や否定詞を伴う場合は

名詞と副詞の間に『yang』を置かなければならない
蛇かるた
蛇かるた

えぇ…説明を聞いても全然わからないや…

こちらは例文で説明した方が早いですね

【例文①】
Meja yang sangat berat.

名詞』+『yang』+『副詞』+『形容詞
非常に重いテーブル

『yang』が無い場合は

【例文②】
Meja
sangat berat.

テーブル非常に重い

となり『yang』があるのと無いのとでは、文章全体の意味が大きく変わります。

例えば

『その非常に重いテーブルは私のものです』

と言いたい場合は

【例文③】
Meja yang sangat berat itu punya saya.

(その非常に重いテーブルは私のものです)

となります。

否定詞を用いた文章でも同じです。

【例文④】
Anak yang tidak begitu bicara itu adalah anak saya.
(そのあまりおしゃべりではない子は私の子供です)
【例文⑤】
Kereta yang tidak cepat itu tidak populer.
(その高速ではない電車は人気がありません)
【単語の意味】
anak:子供
tidak betitu:あまり~ない(「tidak:~でない」~「begitu:そのように」)
bicara:話す
adalah:~である
kereta:電車
cepat:早い
populer:人気がある

先行詞が目的語の場合

インドネシア語の『yang』の使い方で4つ目のパターンです。

先行詞が目的語の場合

yang』以下は受け身で表現されます
蛇かるた
蛇かるた

先行詞ってなんだ?

詳しい先行詞の説明については先行詞の説明記事こちらをご覧ください。

それでは例文です

【例文①】
Buku yang saya beli dengan susah payah itu sama sekali tidak mahal.
(私が苦労して買った本は全く高価ではありませんでした)

この例文を2つの文に分解してみます

Saya beli buku dengan susah payah.
(私は苦労して本を買いました)

Buku itu sama sekali tidak mahal.
(その本は全く高価ではありませんでした)

『yang』を用いることで『yang』以下が受け身の表現になります。

【例文②】
Kereta yang saya naik itu akan menuju ke stasiun Tokyo.
(私が乗った電車は東京駅へ向かいます)
【単語の意味】
buku:本
beli:買う
dengan:~で
susah payah:苦労して(「susah:難しい」+「payah:疲れた」)
sama sekali:全然、全く(「sama:同じ」+「sekali:非常に」)
tidak:~でない(名詞以外を否定するときに用いる)
mahal:高価な
kereta:電車
naik:乗る
akan:~だろう
menuju:~に向かう
ke:~へ
stasiun:駅

選択の疑問詞の一部として

インドネシア語の『yang』の使い方で5つ目のパターンです。

こちらはもうご存知の方が多いのではないでしょうか?

選択の疑問詞で

どちらですか?
Yang mana?)

の一部として用いられます。

例文です

【例文①】
Yang mana tas anda?
(どちらがあなたのカバンですか?)
Tas saya yang itu.
(私のカバンはそちらの方です)
Yang itu.
(そちらの方です)
【例文②】
Yang mana anda suka putih atau merah?
(白と赤どちらが好きですか?)
Saya suka yang putih.
(私は白い方が好きです)
Yang putih.
(白い方です)
【単語の意味】
tas:カバン
anda:あなた
itu:それ
suka:好き
putih:白
atau:あるいは
merah:赤

答え方の文を見ているとわかりますが、この場合の『yang』は『~の方』という意味で用いられます。

さらに例文です

【例文③】
Siapa yang paling pintar di antara murid-murid kelas ini.
(このクラスの生徒の中で一番頭が良いのは誰ですか?)
Takako yang paling pintar di antara murid-murid kelas ini.
(タカコがこのクラスの生徒の中で一番頭が良いです)
Ya Takako.
(はい、タカコです)
【単語の意味】
siapa:誰
paling:最も
pintar:賢い、上手い
di:~で
antara:~の間
murid-murid:生徒たち(「murid:生徒」)

kelas:クラス
ini:これ

こちらの場合の答え方で言うと『yang』は『~が(~の方が)』という意味で用いられます。

インドネシア語の『yang』まとめ

インドネシア語 yang

以上がインドネシア語の『yang』の5つの使い方でした。

最後におさらいしましょう

①『名詞』+『yang』+『形容詞』
yang』が有っても無くても意味は同じだが、無い文よりも有る文の方が『形容詞』をより強調した表現になる。
②『名詞』+『yang』+『複数の形容詞』
(『名詞』+『yang』+『形容詞』+『,』+『形容詞』+『dan』+『形容詞』)
この様に並び順が決まっている。
③『名詞』+『yang』+『副詞/否定詞』+『形容詞』
yang』以下に副詞や否定詞を伴う場合は、名詞と副詞の間に『yang』を置かなければならない。
④先行詞が目的語の場合
yang』以下は受け身で表現される。
⑤選択の疑問詞の一部として
どちらですか?(Yang mana?)の一部として用いられる。
答える場合の『yang』は『~の方』や『~が』という意味で用いられることもある。

こちらを学びました。

 

正直いうと僕はインドネシア語の勉強の中で『yang』がとても苦手でした。

なぜなら単語自体の意味がハッキリしていないので

『yangって結局何なんだ…?』

と、なかなかとっつきにくいイメージがあったからです。

でも実際に学んでみると、そんなに難しくなかったかなと思います。

 

ただ単に食わず嫌いなだけでした…w

 

 

蛇かるた
蛇かるた

あしね先生!先生のお陰で『yang』についてのモヤモヤが晴れてスッキリしました~!!!ありがとうございま~す!!これで今晩はぐっすり眠れる~。

 

あしね先生
あしね先生

お~そうか!それは良かったな~!!!わからないことがあったらこの『あしねのインドネシア語教室』にいつでも相談に来なさい!!なんでも先生が答えてやるからな~!!は~はっはっはっはっはーー!!!!

 

 

蛇かるた
蛇かるた

おしまい!

 

 

以上です

ありがとうございました

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