インドネシア語の接頭辞【me-】と接尾辞【-kan】を学ぼう

スポンサーリンク
スポンサーリンク
はてなサラリーマン
はてなサラリーマン

インドネシア語の接頭辞【me-】は勉強したからわかるんだけど、接尾辞【-kan】ってなんだ?この二つが付いてどういう意味の変化があるの?誰か~詳しく教えてくれ~!

こちらの悩みに答えます。

 

こちらでは

・インドネシア語の接頭辞【me-】と接尾辞【-kan】『パターンは4つ』
・インドネシア語の接頭辞【me-】と接頭辞【-kan】『まとめ』

こちらの内容を詳しく記事にしています。

 

接頭辞【me-】と接尾辞【-kan】の変化する意味は、ある程度パターンが決まっています。

大変なのは最初だけなので、目を背けずガンガン立ち向かっていきましょう!

インドネシア語の接頭辞【me-】と接尾辞【-kan】『パターンは4つ』

インドネシア語の接頭辞【me-】と接尾辞【-kan】の間には

・動詞
・形容詞
・名詞

を入れることが出来ます。

そして派生語は他動詞になります。

自動詞・・・「を」+「動詞」の形にならない動詞
他動詞・・・「を」+「動詞」の形になる動詞

具体例)

【自動詞】
・「駅へ」+「行く」=自動詞
・「頭で」+「考える」=自動詞
・「外へ」+「出る」=自動詞
【他動詞】
・「お金を」+「稼ぐ」=他動詞
・「水を」+「飲む」=他動詞
・「ご飯を」+「食べる」=他動詞

これらのことを頭に入れながら学んでください。

 

こちらでは

・接頭辞【me-】+自動詞+接尾辞【-kan】
・接頭辞【me-】+他動詞+接尾辞【-kan】
・接頭辞【me-】+形容詞+接尾辞【-kan】
・接頭辞【me-】+名詞+接尾辞【-kan】

これら4つのパターンを学ぶことができます。

それではそれぞれの変化について学んで行きましょう。

接頭辞【me-】+自動詞+接尾辞【-kan】

それではインドネシア語の接頭辞【me-】+自動詞+接尾辞【-kan】についてです。

接頭辞【me-】+自動詞+接尾辞【-kan】のパターンでは

動詞の後ろに目的語をとり

・「~を…する」
・「~を…させる」

という意味を持つようになります。

lahir:生まれる⇒melahirkan:~を生む
duduk:座る⇒mendudukkan:~を座らせる

ingat:思い出す⇒mengingatkan:~を思い出させる

以下の例文で比較してみましょう。

例文)

Dia lahir di tahun lalu.
(彼は去年生まれました
Dia melahirkan anak dia di rumah sakit.
(彼女は子供病院で産みました

Saya duduk di kursi ini.
(私はこの椅子に座っています
Saya mendudukkan ibu saya di kursi ini.
(私は母この椅子に座らせました

Saya tidak bisa ingat nama dia.
(彼女の名前が思い出せません)
Saya mengingatkan nama saya pada dia.
(私の名前彼に思い出させました

接頭辞【me-】+他動詞+接尾辞【-kan】

続いてインドネシア語の接頭辞【me-】+他動詞+接尾辞【-kan】についてです。

この接頭辞【me-】+他動詞+接尾辞【-kan】は2つのパターンがあり

以下の内容となります。

パターン①

接頭辞【me-】+他動詞+接尾辞【-kan】

1つ目のパターンでは

・「~で…する」

という意味になり、「~で」の部分に道具を表す単語を目的語としてとります。

dengar:(~を)聞く⇒mendengarkan:~で聞く

それでは例文を比較してみましょう。

例文)

Dia selalu dengar musik dengan earphone.
Dia selalu mendengarkan earphone ke musik.
(彼はいつもイヤホン音楽を聴いています

パターン②

接頭辞【me-】+他動詞+接尾辞【-kan】

2つ目のパターンでは

・「~のために…する」
・「~のために…してあげる」

という意味になります。

他動詞の中には【me-】+他動詞+【-kan】になると

・直接目的語
・間接目的語

の2つの目的語をとるものがあります。

語順と意味はこちらです。

主語(A)+【me-】他動詞【-kan】+間接目的語(B)+直接目的語(C)
(AはBにCを【me-】他動詞【-kan】する)

ほとんどの場合

・直接目的語⇒物
・間接目的語⇒人

を表します。

そしてこのような【me-】+他動詞+【-kan】は

・【me-】動詞+直接目的語+untuk+間接目的語
・【me-】動詞+直接目的語+kepada+間接目的語

こちらで表現される意味と、ほぼ同じとみなすことが出来ます。

mengajar:教える⇒mengajarkan:~のために教える
nyanyi:歌う⇒menyanyikan:~のために歌う

それでは例文を比較してみましょう。

例文)

Saya mengajar bahasa Indonesia untuk anak dia.
Saya mengajarkan anak dia bahasa Indonesia.
(私は彼の子供のためにインドネシア語を教えます

Dia menyanyi lagu Jepang kepada ibu dia.
Dia menyanyikan ibu dia lagu Jepang.
(彼は母親日本の歌を歌いました

接頭辞【me-】+形容詞+接尾辞【-kan】

続いてインドネシア語の接頭辞【me-】+形容詞+接尾辞【-kan】についてです。

接頭辞【me-】+形容詞+接尾辞【-kan】のパターンでは

形容詞が他動詞化して

menjadikan(~にする)+形容詞

と同じ意味になります。

panas:熱い⇒memanaskan:熱くする
pedas:辛い⇒memedaskan:辛くする

それでは例文を比較してみましょう。

例文)

Sup ini panas.
(このスープは熱いです)
Ibu saya memanaskan sup ini di microwave.
(母はこのスープを電子レンジで加熱しました)

Nasi goreng toko ini pedas.
(この店のナシゴレンは辛いです)
Bapak Santoso memedaskan nasi goreng dengan banyak cabe.
(サントソは唐辛子をたっぷり使ってナシゴレンを辛くしました

接頭辞【me-】+名詞+接尾辞【-kan】

続いてインドネシア語の接頭辞【me-】+名詞+接尾辞【-kan】についてです。

この接頭辞【me-】+名詞+接尾辞【-kan】は2つのパターンがあり

以下の内容となります。

パターン①

接頭辞【me-】+名詞+接尾辞【-kan】

1つ目のパターンでは名詞が他動詞化して

memberi+名詞+kepada
(~を与える)+名詞+(~に対して)

と同じ意味になります。

kembang:花⇒mengembangkan:~発展させる

それでは例文を比較してみましょう。

例文)

Pemerintah ada rencana mengembangkan ibu kota.
(政府は首都を開発させる計画があります)

接頭辞【me-】+名詞+接尾辞【-kan】:パターン②

接頭辞【me-】+名詞+接尾辞【-kan】

2つ目のパターンでは

「~を与える」という意味ではなく

~をもたらす

という意味の他動詞に変化するものもあります。

akibat:結果⇒mengakibatkan:~の結果をもたらす、原因となる
untung:利益⇒menguntungkan:~の利益をもたらす

それでは例文を比較してみましょう。

例文)

Bekerja dia mengakibatkan baik bagi perusahaan ini.
(彼の働きはこの会社に良い結果をもたらしました

Bisnis ini menguntungkan Coca Kola selama satu tahun.
(このビジネスはコカ・コーラに1年間利益をもたらします

インドネシア語の接頭辞【me-】と接頭辞【-kan】『まとめ』

以上が接頭辞【me-】と接尾辞【-kan】についての説明でした。

本日のおさらいです

・接頭辞【me-】+自動詞+接尾辞【-kan】
動詞の後ろに目的語をとり『~を…する』『~を…させる』という意味を持つようになります。
・接頭辞【me-】+他動詞+接尾辞【-kan】
パターン①:『~で…する』という意味になり『~で』の部分に道具を表す単語を目的語としてとります。
パターン②:『~のために…する』『~のために…してあげる』という意味になります。
・接頭辞【me-】+形容詞+接尾辞【-kan】
形容詞が他動詞化して『menjadikan(~にする)+形容詞』と同じ意味になります。
・接頭辞【me-】+名詞+接尾辞【-kan】
パターン①:名詞が他動詞化して『memberi(~を与える)+名詞+kepada(~に対して)』と同じ意味になります。
パターン②:『~を与える』という意味ではなく『~をもたらす』という意味の他動詞に変化するものもあります。

インドネシア語では様々な接頭辞や接尾辞が出てきますね。

日本語では出てこないですしあまり聞きなれない言葉なので、複雑に見えて嫌気がさしてしまうかもしれませんが、全てに法則があり覚えてしまえばなんてことはありません。

一度だけでは頭に入ってこないと思いますので、何度でも繰り返し読んで頭に叩き込みましょう。

ゆっくりで構いませんので自分のペースで。

 

それでは

Semangat ya!
(頑張ってくださいね!)

 

以上です

ありがとうございました

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました